新社会人・若手社員に知って欲しい!おすすめの投資方法

今は投資が必要な時代

貯金しますか?それとも…

社会人になって働き始め、毎月お給料が入ってくるようになりました。
そこから、家賃や光熱費を払い、日々の食費に使い、たまに飲み会。

ほとんどお金は残らないかもしれません。
しかし、節約に励んだり、あるいは、仕事を頑張って昇給、日々の生活にお金を使っても、毎月数万円ずつお金が残るようになってきました。
あなたはそのお金ををどうしますか?
そのまま貯金しますか?それとも投資に回しますか?

現在、三菱UFJ銀行の定期預金であるスーパー定期の金利はわずか年0.002%です(2020年6月23日現在)。
参考:https://www.bk.mufg.jp/ippan/kinri/yen_yokin.html

もし、毎月1万円を30年間この金利(年0.002%)で積立したとすると、30年後の積立金額は、税金を考慮しなくても3,601,077円です。
なんと利益はわずか1,077円でほとんど増えていません。

一方、もし、毎月1万円を30年間積み立てて、年利回り5%で運用できたとすると、30年後の積立額は8,322,586円となり、利益は4,722,586円
なんと、元本を超える大きなリターンを生み、定期預金で積み立てる場合よりも500万円近く増えていることになります。

年利回り5%が高いということなら、3%で計算してみます。
それでも、30年後の積立額は5,827,369円となり、利益は227,369円となります。

新社会人にとっては、気が早い話ですが、寿命が伸びたことで、退職後に必要なお金は増えています。
また、将来、社会保険料の負担の増加や年金額の引き下げ、年金の支給開始年齢の引き上げなども十分考えられます。

すなわち、貯蓄だけでなく、若いうちから、投資でコツコツお金を増やす必要があるということです。

投資とは?

投資とは、成長が見込める企業の株式や不動産などにお金を投じて利益を得ることです。
投資先の価値が上がれば、売却時に利益を得ることができます。
また、保有している間に企業から配当金が支払われたり、不動産の家賃が入ってきます。

ただし、もちろん、絶対に儲かるというわけではなく、損をしてしまうこともあります。
なかには、損をしたくないので投資をしないという人もいることでしょう。

しかし、長い時間をかけて、少しずつ、世界全体に投資すれば、利益を得られる可能性は非常に高いです。
これまでの歴史を振り返れば、リーマン・ショックのように一時的に経済が停滞し、株式市場が低迷することはありますが、この世界は、着実に経済成長を遂げてきました。

投資をするなら投資信託がおすすめ

世界全体の成長に投資をするなら投資信託がおすすめです。

投資信託は、個人からお金を集めて、まとまった資金(ファンド)にして、合同で運用する金融商品です。
投資先は、国内の株式をはじめ、先進国や新興国の株式、国内外の債券、不動産投資信託(REIT)などさまざまです。

例えば、国内株式10%、先進国株式50%、新興国株式20%、国内外債券20%など、値動きが異なるいくつかの投資信託を組み合わせて運用することで、投資先を分散させて、リスクを下げることができます。
投資信託の中には、1つの投資商品で、国内外の株式や債券などをさまざまな投資対象を組み合わせたバランスファンドもあります。

このような投資信託などの金融商品の組み合わせのことをポートフォリオと呼び、このように運用する資産を国内外の株式や債券などにどのような割合で投資するかのことをアセットアロケーションと呼びます。

もちろん、投資信託ではなく、成長が見込める企業や応援したい企業を自分で探して投資する個別株投資もよいでしょう。
最近では、安い手数料で、アメリカをはじめとする海外の株式を購入することもできようになりました。

ただし、投資先を個別の企業に絞ってしまうと、自分の資産が特定企業の動向に左右されやすくなり、資産のブレは非常に大きくなります。
また、投資先によっては、まとまったお金が必要となります。

さらに、投資の話となると、どの企業の株価が今後上がるのか?という銘柄選択の話や、どのタイミングで買うべきか?といった話になりがちです。
しかし、長期投資においては、そういった銘柄選択やタイミングではなく、アセットアロケーションが重要で、投資の世界では、運用成果の8割以上はアセットアロケーションで決まるということが知られています。

詳細に関しては、モーニングスターの運用成果の大部分はアセットアロケーションで決まる?の記事を参考ください。

つまり、まだ若い人たちが、しっかり長期にわたって投資をするのなら、今後上がるであろう個別銘柄の発掘に時間を割くのではなく、しっかりアセットアロケーションの考え方を理解し、自身のポートフォリオをきちんと管理していくことが、非常に重要だと私は思います。

投資するなら有利な非課税制度を利用しよう

国も、投資で経済を活性化させたいと考えていて、有利な条件で投資ができる制度がいくつか用意されています。

つみたてNISA NISA iDeCo
対象年齢 20歳~ 20歳~ 20~59歳
投資上限額(年間) 40万円 120万円 会社員14.4~27.6万円
※企業年金の有無や規約によって異なる
自営業81.6万円
非課税期間 最長20年 最長5年 制限なし
引き出し時期 制限なし 制限なし 60歳以降

つみたてNISA

投資信託に投資する場合は、つみたてNISAから始めると良いでしょう。

つみたてNISAで買える投資信託は、手数料が低水準で、純資産額が50億円以上など、金融庁が定める基準をクリアした投資信託だけです。
そのため、長期運用に向いている投資信託が、あらかじめ選ばれています。

通常の口座では利益に対して、20.315%課税されますが、つみたてNISAでは、非課税になることが大きなメリットです。
つみたてNISAで、投資できる金額は年間40万円までで、非課税運用期間は最大20年です。
小額から長期間運用できるので、新社会人におすすめです。

他にも、運用益が非課税になる制度にNISAiDeCoがあります。

(一般)NISA

NISAは、年間120万円まで投資できて、非課税期間は最長5年です。
NISAでは、つみたてNISAとは異なり、株式でも運用できます。
また、投資信託もより幅広い商品から選ぶことができます。

つみたてNISAに買いたい投資信託がない、株式で投資したい、と考える人は、NISAを検討するとよいでしょう。
なお、NISAとつみたてNISAは併用できませんので、どちらか選ぶ必要があります。
途中で変更することは可能です。

年単位でつみたてNISAと一般NISAを変更することも可能です。原則として、変更しようとする年の前年の10月から12月の間に、金融機関で変更の手続きを完了する必要があります。

金融庁HPより)

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは、老後の資産を自分で運用して作る仕組みで、積み立てたお金は60歳になるまで引き出せません。
投資先は、投資信託、定期預金、個人年金などから、自分で選びます。

積み立てた掛け金は、全額所得控除され、税金が安くなることもメリットです。

なお、iDeCoは、NISAもしくはつみたてNISAと併用することは可能です。

積立投資の効果

投資信託の価格は、値動きがあります。
安いときに買うことができればベストですが、なかなかそうはいきません。
そのため、一括で投資するのではなく、定期的に一定額を投資し続ける積立投資がおすすめです。

価格が下落しても、毎月一定額の投資を続けましょう。
価格が下がると、多くの口数を購入することが出来るので、価格が回復したときに、運用成績が上がりやすくなります。
世界経済が成長を続けると仮定すれば、短期的な値動きに一喜一憂する必要はありません。

投資先を分散させて、余裕資金で毎月一定額で投資信託を購入して、できるだけ長期で運用する、分散積立長期という3つが成功する投資のキーワードです。

さらに、いざというときのために、生活費の6ヵ月~1年分のお金を預貯金などに置いておくと安心です。

変額終身保険も選択肢!

若い人向けの長期・分散・積立の投資手段として、つみたてNISAとiDeCoをお勧めしましたが、もう1つおすすめの投資商品があります。

それは、変額終身保険です。

変額終身保険とは?

変額終身保険とは、資産の運用実績に基いて、保険金額が変動する終身保険のことです。

変額終身保険に加入しておけば、もし、万が一があった場合に、家族に保険金を受け取ってもらうことが可能です。

また、もし老後を迎えたときに、子どもが独立するなどして、家族に遺す必要がない状態なら、この変額終身保険を解約して、老後資金に充てることも可能です。
そのために、保険の機能に加えて、資産運用の手段としても活用できます。

私は、変額終身保険を、

・万が一の際に家族のために遺すお金
・老後資金に備えるための資産運用の柱

として位置付けています。

この保険+資産運用の2つの観点で、活用できるのが、変額終身保険の非常に魅力的なところです。

なお、それ以外にもメリットがあります。

変額終身保険は、生命保険料控除の対象ですので、保険に加入していない方や、まだ控除の上限に達していない人は、加入することによって、保険料控除によって税金の負担を軽くすることができます。

変額終身保険の投資の特徴

変額終身保険は、自分自身でアセットアロケーションを考え、投資信託を選び、ポートフォリオを管理していきます。
この投資の方法は、つみたてNISAiDeCoと同じです。

そのため、つみたてNISAやiDeCoに求められる投資の知識があれば、そのまま変額終身でも不安なく、投資を開始できるでしょう。
あるいは、変額終身保険をつみたてNISAやiDeCoを始める前の投資入門として、始めてもよいでしょう。

変額終身保険は、投資+保険の要素があり、万が一の死亡時には、基本保険金に加えて、運用成績が良ければ、変動保険金を受け取ることができます。
変動保険金は、運用成績によって変動しますが、基本保険金は保証されています。

解約する場合の解約返戻金は、最低保障はなく、運用成績が悪いとその分減額されます。
しかし、運用成績がよければ受取額が増え、基本保険金額以上の解約保険金となる可能性もあります。

変額終身保険は保険としてもお得

変額終身保険は、その名の通り、保険です。
そのため、投資に加えて、保障という要素があります。

若い人にとって保険金の支払い対象である「死」というものは先の話で、まだお金を遺す必要のある配偶者や子どもがいなければ、真剣に考えるものではないかもしれません。

しかし、将来お金を遺さなければならない家族ができるであろう人や、これまで育ててもらった両親、家族のために、万が一があった場合、せめて金銭的には迷惑をかけないようにしたいという人は、保険も若いうちから考えるべきです。

終身保険は「万が一があった場合に〇万円が保険金として支払われる」というものです。
そのため、保険にどうせ入るなら、支払う金額は少なければ少ないほど「お得」です。

終身保険に支払う保険料を減らす方法として、有効な方法が、

  1. 若いうちから入る
  2. 定額の終身保険ではなく、変額の終身保険に入る

です。
他にも、月払いではなく、年払いにする、一括払いにするといった方法はありますが、若い人にとってまとまった金額を支払うことは現実的に難しいと思うので、割愛します。

保険は若いうちに入ったほうがお得

変額保険にしろ、通常の保険にしろ、保険は、同じ保障を受けるなら、若いうちに入ったほうが保険料は安くすみます。

保険会社は、将来の保険金の支払いを準備するために、契約者から集めた保険料の一部を積み立てて、運用によって増やしていきます。
保険会社は、この運用によって得られる収益をあらかじめ予測して一定の利率で保険料を割り引きます。
期間が長いほど、保険会社が運用によってお金を増やすことができるので、保険料は、若いうちに入ったほうが少なくてすみます。

実際、私は、ソニー生命の変額保険(終身型)65歳払込済オプションAに2つ加入しているのですが、

①26歳の時に加入

契約者:私、被保険者:私、基本保険金額1千万円 → 保険料11,960円/月

②32歳の時に加入

契約者:私、被保険者:私、基本保険金額5百万円 → 保険料10,645円/月

となっています。

この期間中に、予定利率の変更など、保険料の計算方法が見直されたということもあるかもしれませんが、32歳で加入した際には、26歳の時に加入した保険よりも保険金額が半減しているにも関わららず、保険料はほぼ同じ水準です。

さらに、別の保険会社の商品(プルデンシャル生命の変額保険(終身型)60歳払込)になってしまいますが、息子が被保険者の変額終身保険もあります。

こちらは、

③0歳の時に加入

契約者:私、非保険者:息子、基本保険金額5百万円 → 保険料39,570円/年

このケースでは、年払いで39,570円です。

基本保険金額が同じ上記②の保険と比較すると、月払いで10,645円ですので、年間にすると127,740円支払っていることになります。つまり、

0歳で加入:39,570円/年 ⇔ 32歳で加入:127,740円/年

同じ保険金額でも、若いうちに入ることで、こんなにも保険料が変わってきます。

これは変額終身保険だけではなく、通常の保険でもそうです。
そのため、もし、この記事を読んで、投資性のある変額終身保険の検討はちょっと難しいなぁという人でも、将来的に一般的な終身保険に加入する可能性があるなら、少しでも若いうちに加入することをおすすめします。

入るなら定額終身保険よりも変額終身保険のほうがお得

保険の加入後に支払う保険料は、予定利率を元に計算されます。
予定利率が高い保険商品ほど、保険料は割安になります。

変額終身保険は、一般的な定額終身保険よりも予定利率は高く設定されています。
そのため、保険料は割安になりますので、万が一の場合に備えて、同じ保険金額の定額保険と変額保険に加入するなら、変額保険のほうが支払保険料は少なくてすみます。

変額終身保険がおすすめ

つまり、変額終身保険は、

死亡保障の観点…割安な終身保険として魅力的
貯蓄性の観点…運用成績によってリスクもリターンもある投資商品

と言えます。

ただし、アセットアロケーションなど、基本的な投資の知識があれば、分散・長期・積立によってしっかりリスクコントロールができます。
そのため、老後資金の準備として資産運用をしつつ、万が一の際の保障にも使える非常に魅力的な商品と言えます。

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