InsTech(インステック)とは?

InsTechとは何か?

FinTechと同じような概念の言葉にInsTech(インステック、インシュアック)という言葉があります。
InsTechとは、保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)をかけ合わせた概念です。
このInsTechという言葉は、第一生命の造語です。

InsTechへの取り組みの例

第一生命

InsTechへの取り組みの例として、第一生命が挙げられます。

第一生命はInsTechの取り組みために、2015年末に約30名の部門を横断した専門のチーム「インステックイノベーションチーム」を立ち上げました。
具体的には、医療関連のビッグデータを解析して、健康を維持すれば保険料の安くなくなる保険商品の開発や、保険引き受けの際の手続きをテクノロジーによって簡素ができるような仕組みの開発などが役割です。

コンサルティング会社のアクセンチュアとの連携のほか、ベンチャー企業との協力も模索しているようです。

損保ジャパン日本興亜ホールディンクス

損保ジャパン日本興亜ホールディングスは、アメリカのシリコンバレーでベンチャー企業の手掛けるプラグアンドプレイが立ち上げた保険分野に特化したベンチャーの発掘・育成プログラムに、ドイツのミュンヘン再保険、アメリカのステート・ファームなどとともに参画しました。
損保ジャパン日本興亜ホールディングスは、ベンチャーの選別に協力するほか、日本市場に関する情報を提供する予定です。

また、サンフランシスコ市内で最大級のインキュベーション施設を運営するランウェイとも提携、ランウェイの施設に入居する保険分野のベンチャー企業との連携を模索します。

その他、2016年4月には、有望なベンチャーの発掘を目的とした「SOMPOデジタルラボ」を東京とシリコンバレーに開設もしています。
このシリコンバレーの施設には、4人が常駐する体制でスタートしています。

InsTechの分野:ヘルスケア、保険の引き受け、マーケティング

InsTechの分野には、ヘルスケア、保険の引き受け、マーケティングの3つの領域があると言われています。

例えば、保険の引き受けでは、医療データを分析して、保険申し込み時の告知項目を少なくしたり、保険の引き受け基準の緩和などができるのでは?と期待されています。

海外でのInsTechの例

海外では、歩数や運動の状況を計測して保険料に反映させる商品がすでに存在しており、日本の保険会社もこのような健康増進につながるような保険商品を検討しています。
また、フランスのアクサやドイツのアリアンツなどの保険会社は、ITやビッグデータの積極的な活用に取り組んでいます。
この面では、まだ日本の生命保険会社は欧米の保険会社に大きく引き離されていると言わざるを得ません。

大量の情報を持っている保険会社は、ビッグデータ活用によるイノベーションに対する期待も大きく、FinTechと同様に医療分野で革新的なサービスが生まれることでしょう。

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